Column

青田日和-徳山動物園-

2018.10.24 UP

久しぶりに、徳山に来ました。幼稚園、小学校と過ごしたところです。今日は周南市文化会館で玉置浩二のコンサートがあるので同行してきました。いつのまにか徳山市は周南市に変わっていました。新幹線のホームに着くと、駅名だけは「徳山」のままでいてくれてました。このことに心から嬉しく思い、ホームの立て看板、「徳山」の2文字を穴が開くほど見つめて写真に残しました。
階段を降りて改札を出たら、そこから広がった景色は、あるはずのロータリーと右方向に連なる商店街は無くなっていました。きれいに整備された大通りがドカンと陣地を奪っていて、駅の向かいにあった、大好きだったおうどん屋さんは無くなっていました。どこかに移転してないかな〜とワゴン車で移動する車中、目をキョロキョロさせて徳山の街を探りました。どうしてもあの味が恋しくなって、これから大事なコンサートに向かっているのに、頭の中は湯気の立ったキツネうどんが、完全に占めている状態でした。

周南市文化会館のとなりは、徳山動物園です。この動物園では本当によく遊びました。
なんせその横が、私が通っていた小学校があるからです。しかも学校のすぐ横は、私の住んでいたアパートがありました。
周南市文化会館→徳山動物園→小学校→アパート
すぐ横、すぐ横で、全部がこの場所に固まっていて、玉置浩二の楽屋にいながら、私のボルテージは上がり切っていました。
私の大切な思い出の場所で、
玉置浩二が歌ってくれることも追い風を吹かせていたと思います。
私の父と母は、私が9才の時離婚をしてしまいました。この徳山にいた時は、夫婦の仲がとっても良くて、家族でドライブしたりピクニックに行ったり、なんせ幸せなコトしか思い出せない場所なので、ここにまた来ることが出来たことは、父と母を改めて許せる気持ちになると同時に、ごめんね、、パパ、ママ、と深く反省する気持ちも同じバランスで渦を巻きました。

雨がザアザアに降っていましたが、スタッフにお願いしてリハーサルが始まる前の休憩時間に、動物園に写真を撮りに行くことにしました。
「わ〜、ここは変わっていない」入り口の
風景はそのまんまでした。
中に立ち寄る時間はなかったけど、小学校2年生の時、入ってすぐにいたフラミンゴの姿を写生し、図工の先生にすごく褒められたことが先頭にやってきて、やっぱり嫌な思い出はひとつもないなあ〜と、、改めて実感しながら、ビニール傘を肩に挟んで、iPhoneをポケットから取り出しました。
「変わらないず居てくれてありがとね〜徳山動物園♡」と雨に濡れてしまった左手で支えながら、不器用にシャッターを切りました。

P.S.
 町全体は変わってしまったけど、大切な動物園は変わっていなかった。それがすごく嬉しかったです。逆じゃなくてよかったなあ。。