Column

青田日和-マハラジャ-

2018.11.12 UP

「マハラジャ」のイベントに出演しました。
久しぶりに来た、Disco「maharaja」は
何年経っても、私にとって聖地といえる場所です。
当時、女子大に合格した私は、厳粛な父親の元からやっとこさ解放され、一人暮らしを始めるよう、言い渡される運びとなりました。
遊ぶことは無駄な事だ!と徹底的に唱える父は、学校と塾と部活以外、なんの術を知らない娘へと成長させました。
唯一の楽しみが、学校帰りに本屋さんに立ち寄って、ファッション誌「オリーブ」を見ることでした。
次に生まれ変わったらヨーロッパ人みたいに、透き通る肌にブルーの目がやたら目立つ顔立ち、サラサラのブロンドヘアを揺さぶりながらウィンドウショッピングを好きなだけするんだもん!!と地味な茶色〜い、高校の制服を纏って、外目にはおとなしい高校生を保ちながら、立ち読みをしていたこと思い出します。
そんな私が、なんの束縛もない一人暮らしが始まったところで、逆に何から手をつけていいのかわからない、そんな不自由さを感じていました。
18歳の私は、まずは資金稼ぎが必要とアルバイト先を探しました。当時「フロムA」という求人雑談があって、そこで見つけた「パラディッソ」というイタリアン料理が時給がちょっと良くて決めました。お店は六本木にありました。
そう、私の六本木デビューはアルバイト先からでした。
一緒に働いてたモデルの卵のような女の子や、芸能プロダクションに入ってる女の子達と仲良くなって情報交換が始まりました。
何せ、世の中はバブル真っ只中!!
六本木には、ゴージャスで美しい女性が至る所で輝いていて、ウインドウショッピングをしているわけでもないのに、夜の街を蝶が舞うようにひらひらと歩いて、綺麗な髪を揺らしていました。
「なんて美しい人達が、六本木にはいるんだろう。」まだ田舎っぺが抜けきれていない私は、ポニーテールの頭を抱え込みながら、美しい〜と見惚れていたものです。
そんな六本木で女の子の友達もたくさん出来るようになり、集合場所「イタリアントマト」のお店でケーキを食べながら、今日遊びに行く場所を決めていました。
まずはDIsco「maharaja」✨これが私達の合言葉でした。トレンド中のトレンド、マハラジャ✨
ここに行けば全てが揃っていました。
六本木の交差点から麻布十番に向かって歩いて行って、マハラジャの入り口に着くと、黒服の男の子がエスコートをしてくれました。丁寧に席まで案内してくれる対応は、まるで姫になったよう。そこで待っていたのは煌びやかな照明、煌びやかなダンスフロア、お立ち台、煌びやかなミュージックにコンサート会場並みの音響の良さ。
ここマハラジャに来れば、田舎っぺを隠したボディコンスタイルの私は、見る見ると
さなぎが蝶へと脱皮するが如く、羽なんて持ってなくったって、美しく羽ばたいてく感覚を覚えていったものです。
そう、Disco「maharaja」はただの女の子を美しい蝶へと羽ばたかせる、そんなミラクルを起こす場所でもありました。

p.s.

Disco「maharaja」は、ただの女の子を
美しい蝶へと羽ばたかせる✨