Column - 青田典子

青田日和-おばあちゃんから教わった事-

2020.03.15 UP 青田典子

新型コロナウィルス感染の影響を受けまして、コンサートが延期になってしまったこと、とても残念に思っております。
コンサートを楽しみにされていたお客様には、多大なる御配慮をいただくこととなり、重ね重ねお詫び申し上げます。
m(_ _)m

4月からの順調な回復に、祈りを捧げるしか出来ない不甲斐なさにおいて、
それでも玉置浩二はとても明るく、いつでもスタンバイ出来るよう、毎朝マスクをつけてウォーキングに励む様子に勇気づけられています。

そんな中、ちょっとした事なんですが嬉しいことがありました。
2週間ぶりに、いつも使っているキッチンペーパーがお店に並べられていたことです。
「シェフロール」と言って、とても便利な製品です。
「やっとあった!これ一つでお料理が楽になる。念のため2ロール〜」
と買い物カゴに2個入れようとしたんですが、
「あっ!1人1個までって書かれてる!?え?やっぱり、、これも?」
と注意書きを目で追いながら、1つを元に戻すという有り様。
こんなに紙製品が思うように手に入らなくなるなんて、
当たり前が当たり前じゃないと気付かされる瞬間です。
うちの家は、箱ティッシュ、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ペットシーツ、FAX用紙、などなど、
1日に使用してる紙量が何処の御家庭よりも多いんじゃないのかしら??と不安に思ってしまうくらい紙を使っています。
2人ともアレルギーを持っているので鼻を噛む回数も多いし、清潔好きという言葉を使わせてもらえば、やたらめったら いろんなところをペーパーで拭き取ってキレイにしたくなってしまいます。
チェリー(もうすぐ10歳になるティーカッププードル♀)にも、ウェットティッシュで顔やお尻を拭く回数が、つい多くなってしまう。
でも、その制限なく使えるいろんな紙の肌触りに、とてもとても自由と喜びを感じてしまうのです。

私は10代の頃、明治生まれのおばあちゃんに厳しく育てられました。
戦後を経験しているから、物を大切に使う事にはとてもうるさかった。
靴下は、穴が開けばそこから切って縫い合わせ、短くなった靴下をよく履かされました。
ご飯は、戦後はお米が手に入らなかったことを聞かされ、お茶碗に一粒でも残すと叱られました。
紙に関してもうるさかった。
箱ティッシュは、買ったら2枚重ねを1枚ずつにわけて使って、
シュッシュッと一度に2回抜くことは許されなかったです。
使わなくなった学校の用紙を半分に切って、裏側をメモ帳に使ったりもしてました。(これは今も癖になっています)
そんな経験上から、
「一人暮らしを始めたら、好きに箱ティッシュを使うーーっ」
というのが私の小さな夢でした。笑
だから未だに、誰に叱られことなく無制限に紙を使える事に、とてつもなく自由と喜びを感じてしまうのです。
だかしかし、そんな事は言っていられません。
おばあちゃんから教わったことが知恵となって生かされていく時代が到来したんじゃないかと自覚しています。
おばあちゃんに叩き込まれた「モノを大切に使う事」をもう一度思い出し、教えてもらった事に感謝している次第です。

教訓「おばあちゃん、色々とありがとね」