Column - 青田典子

青田日和-チェリー10歳-

2020.03.22 UP 青田典子

チェリーが3/19でまる10歳となりました。
昨日は、そのお祝いとでも言うのでしょうか、2012年に発売された「Anzenchitai & Koji Tamaki RARE ARCHIVE 2012」を家族で懐かしく見ていました。
このDVDは、ユーストリームで生配信された安全地帯の映像が収録されているものです。
安全地帯5人が、楽器は持つけど譜面は持たず、玉置浩二の一言から次々と楽曲が指名されていくんだけど、間髪入れるなんて持っての他、メンバーさん達はなんの躊躇もなく玉置浩二の歌について行き、それぞれのプレイをやり遂げていくさまは、見事としか言いようがないグルーヴ感で、安全地帯の貴重な作品の一つになっています。
その時確か、進行する行程表があったはずなんだけれども、そんな事なんて御構いなくどんどんと進めていく玉置浩二の自由奔放さに、私はカメラの後ろで内心ヒヤヒヤしながら「生ライブだから編集するわけにも行かないし、これ大丈夫かなあ💧」とチェリーを抱えて茫然と突っ立っていたことを思い出します。
するとチェリーが急に、私の腕からこぼれ落ちてしまって玉置浩二の元にすり寄って行きました。
「ああ、、チェリー!」
それを無視するはずがない玉置浩二が、また見事にチェリーをあやしてなだめる姿を演出しました。
「ノリ、チェリーの面倒をみて!さあ、次の曲へ行こう♪」
急遽、私とチェリーが途中から画面に映って参加するというハプニングに至りました。
玉置浩二の自由な発想から、次々と作品が生まれ来ることを知ってるスタッフ達は、ただただ見守るばかりだったはず。
そんな奇想天外な出来事なんですけど、
今見返すと映像に映る中心に、レーベルマーク、ソルトモデラートのチェリーの絵(チェリーをシンボルに描きました)が大きく壁に飾られ、
そこに2歳のチェリーが上手く重なるよう動かし、
「やっぱり玉置浩二の発想は、思い付きのようで、何故かアートとしてバランスが取れている」
とハラハラドキドキしながら、ラストは感動で終わった作品を懐かしく思い返す次第でした。



あの時より年を取ってしまったチェリーをギュッと抱きしめて、
「愛してるよ」
と伝えました。

教訓「作品は、どんどん貴重なものに成長していく」